全国テストセンター事業者協会は、日本全国のテストセンター事業者の経営の安定と、情報システム基盤の安定を図る目的で、令和7年4月の設立を予定しております。
全国テストセンター事業者協会の会員は、テストセンター事業における情報システム基盤の構築、運用に係るノウハウや情報の共有のみならず、事業経営の安定を図るため、共に関係機関へ働きかけるなど、相互扶助の精神のもと、協会の活動を支援し協力することを誓います。
令和6年1月12日
全国テストセンター事業者協会 発起人一同
設立の背景
全国にあるテストセンター事業者は、そのほとんどが中小企業であることから、取引先への価格交渉力が弱く、ITに係る技術力の確保、維持も難しく、結果、事業そのものの魅力に乏しいことから、新規参入者がほどんと居ないのが現状です。
今後、国家試験や資格試験などは、マークシート試験や筆記試験からCBT(Computer Based Testing)化され、その流れは避けられず大きなビジネスチャンスと見込まれるももの、各テストセンターにおける「なりすましやカンニング」など、不正に関する管理能力や従業員の教育内容にも差異があり、テストセンター事業者が社会基盤の一役を担うためには、その強化、高度化が求められています。
上記の理由などから、発起人は、会員相互が助け合い、協力し合える環境を整えるため、協会の設立を決意いたしました。